デイサービスは、在宅介護にとって実に大きな役割を果たしています。
利用者に入浴や食事といったサービスを提供することで、高齢者が自宅で過ごせるように支援しています。また、自宅から高齢者が外出することで同居している家族にも休息を提供する役割もあります。対利用者、対ご家族にはこのように分かりやすいサービスを提供しますが、事業所を利用している方々だけにとどまらず地域の中で事業所はどのような役割を担うかが今事業所には問われているようです。
それを為すためにイベントなどを行う事も考えられていますが、まずは小さなことから始めるのが近道だと思います。まずは、近所の人に出会ったら挨拶をするように心がけましょう。事業所の周囲を掃除する時は、周囲の道路なども掃除するようにしましょう。行事があれば顔を出しましょう。そうして、少しずつ地元の方に認知してもらうことが大切になってきます。
まずは、地域の方と顔を合わせば何か世間話でもするような間柄になれることを目指しましょう。というのは、何か困ったことがあったら相談できる窓口ということを認識してもらうためです。誰に相談していいか分からない状況では、なかなか事業所に顔を出すというのは難しいものです。そこで顔見知りになっておけば、気軽に相談ができるようになるのです。介護の専門家というだけでは、なかなか認識されません。まずは、地域の方に知ってもらうことを目指しましょう。そして、気楽に話ができるようになることが重要です。そうすれば、地元の駆け込み寺のようなデイサービスが実現できることでしょう。